ガーデン・フルーツの楽しみ

お庭でフルーツを育ててみませんか。実りは季節が巡る楽しみをぐんと広げてくれます。鉢植えでも十分楽しめる「ガーデン・フルーツ」をご紹介します。

1本で実るものを選ぼう

日差しが眩しくなるこの頃。暑さとともに、庭で彩りを増していくのがベリー類です。ブラックベリー、ラズベリー、ジューンベリー、グーズベリー、スグリ類…。キラキラと輝く果実はまるで宝石のように美しく、夏の庭のアクセントになってくれます。果実を庭で育てるときのキーワードは「自家結実性」。果樹は種類によって、1本単体で果実を実らせる「自家結実性」と、2本以上の「受粉樹」を必要とするものがあります。家庭の庭ではスペースも限られているため、一本で実りが望めるものがうれしいですね。上記に挙げたベリー類はすべて1本でもよく実ってくれる種類です。

一方、人気の高いブルーベリーは、2本以上の受粉樹を必要とする品種があるため、少し下調べをしてから栽培を始めることをおすすめします。というのも、ブルーベリーは土の好みにもちょっと“こだわり”を持った果樹だからです。ガーデンに咲く草花の多くはアルカリ性から中性の土を好むため、土づくりにはしばしば石灰が用いられます。しかしブルーベリーは逆に「酸性」の土を好むため、「ピートモス」というコケを使って土を酸性化してあげる必要があるのです。これはブルーベリーと同じ「ツツジ科」の植物に共通する傾向です。ちなみに、ブラックベリーやラズベリーは「バラ科」、グーズベリー、スグリ類は「スグリ科」で、両者ともあまり土の好みにうるさくはありません。

夏におすすめのおいしい果樹

ベリー類の他にも、一本で結実する家庭向きの果樹はたくさんあります。オススメはパッションフルーツ。生育旺盛なつる性植物で、真夏の暑い日差しを遮るグリーンカーテンとしても有効ですし、トケイソウに似た華やかな花も目を引きます。熟した果実は甘酸っぱく、南国の香りを漂わせたデザートやドリンクとして食卓をにぎわせてくれるでしょう。

ブルーベリー

ブルーベリーの木

【小夏】7月7日頃

小暑とは、暑さが加わる頃という意味で、日増しに暑さが厳しさを増していく季節。ハスの花が咲き始め、本格的な夏が始まります。

ガーデン・フルーツを味わおう

ベリー類は生食もできますが、火を入れることで野性味溢れる素晴らしい香りが立ちます。朝食1食分のジャムなら、ベリー10粒程度で間に合います。耐熱容器に果実を入れ、砂糖を加えてレンジで温めるだけでOK。最盛期には、食べるのが追いつかなくなってくるため、冷凍しておくか、果実酒にして保存しましょう。

レッドカラント

カラント酒の作り方

【材料】500ccの保存容器、レッドカラント150g、氷砂糖150g、ホワイトリカー350cc
①容器を熱湯消毒しておきます。
②枝から実を外し、水洗いした後、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
③容器にレッドカラント、氷砂糖、ホワイトリカーを入れます。
④約半年後、実を取り出し、ガーゼなどでお酒を漉せば、ルビー色の美しいカラント酒の完成!

TOPへ戻る